ワカメや昆布等の海藻は本当に髪の毛にいいの?
ワカメや昆布などの海藻を多く食べれば髪によいと聞いたことはありませんか?
私は悲しいことにハゲ家系に生まれたので、幼い頃から母親に「ワカメを食べると髪の毛にいいんだよ」と言われて育ちました。
そして何の疑いもなく、いつか来る運命である薄毛に備えてワカメや昆布などの海藻類を積極的に食べるようにしていました。
しかし、本当にこれらの食品は髪の毛にいいのでしょうか?今回はワカメの栄養素について調べてみました。

photo credit: Wakame via photopin (license)
「ワカメ=髪の毛によい」というイメージ
そもそも、なぜワカメは髪の毛によいと言われているのでしょうか?
海の中で水に揺られてゆらゆらとなびいている様子…。
つまりフサフサな髪の毛を連想することが出来ると思います。
そのイメージから、昔から「ワカメ=髪の毛によい」と言われてきたのではないかと考えられます。
今回は科学的な側面からこのウワサを検証してみました。
髪の毛はどのような成分で出来ているか
まず、髪の毛はどのような成分で出来ているかご存知でしょうか?
実は髪の毛の99%は、約18種類のアミノ酸(主にシステインとメチオニン)から構成された植物性タンパク質である「ケラチン」という成分から出来ています。
植物性タンパク質が多く含まれる食品には、大豆や豆腐・納豆が挙げられます。
したがって、これらの食品を積極的に摂取すれば、髪の毛は増えると言えます。
ワカメに含まれる栄養素
ではワカメには植物性タンパク質が含まれているのでしょうか?
文部科学省が発表している「日本食品標準成分表」をもとに、ワカメに多く含まれる栄養素を調べました。
ワカメの約40%と、一番多く含まれるのは食物繊維でした。食物繊維には便秘の改善や、高血圧、動脈硬化を防ぐ働きがあります。
次に多く含まれるのは、カルシウムです。カルシウムは丈夫な骨を作ったり、ストレスを抑える効果があります。
ワカメには、他にもカリウム、ヨウ素、ビタミンなどが含まれます。
上記のようにワカメは非常に多くの栄養素を含むバランスの取れた食品ですが、実は髪の毛の99%を構成するタンパク質は含まれていませんでした。
ただ、ワカメは髪の毛に全く関係ないわけではありません。
髪の毛の成長を促すには、ビタミンやミネラル(鉄、亜鉛、銅)、ヨウ素等が必須であり、
ワカメはこれらの成分を含んでいる食品なのです。
まとめ
髪の毛を構成する植物性タンパク質をしっかり摂りつつ、髪の毛の成長を促すためにワカメでビタミンやミネラルを摂る。
この組み合わせが髪の毛にとってはよいと言えます。
もちろん、髪の毛(頭皮)が健康であるためには身体が健康であることが大前提なので、
特定のものを偏って摂取するのではなくバランスの取れた食事をすることが重要です。




